2023年度の大会

第31回大会(2022年9月16日〜18日、京都大学農学部)は、無事終了しました。

次回第32回大会は、2023年9月22日〜24日に札幌市で開催されることとなりました。
詳細が決まり次第、本サイトおよび会誌にてお知らせいたします。

第27回国際昆虫学会議(ICE2024 Kyoto)の公式SNSが開設

2024年8月に京都で開催される第27回国際昆虫学会議(ICE2024 Kyoto)の公式SNSが開設されたのでお知らせします。皆さんのフォローお待ちしています。

FaceBook
https://www.facebook.com/profile.php?id=100083680029863

Twitter
https://twitter.com/ice2024kyoto   (日本語)
https://twitter.com/ice2024kyoto_jp  (英語)

Instagram
https://www.instagram.com/ice2024kyoto/

Twitterには,第26回国際昆虫学会議@ヘルシンキにおける京都大会組織委員会のスピーチへのリンクも掲載されています。

ABSの対象範囲に関する署名活動にご協力ください

日本ダニ学会会員の皆様へ

ABS(Access and Benefit-Sharing)の対象範囲をDNA塩基配列情報に拡大することは、生命科学研究における過度の負担となるため、このことによる研究活動の停滞を防ぐための署名運動に協力ください

日本分類学会連合のABS問題対策ワーキンググループから、ABS対象範囲を塩基配列情報(DNAデータベースなど)に拡大するとの中南米・アフリカ諸国の主張に対する「DNAの塩基配列の自由な利用が阻害されることによる研究活動の停滞を防ぐ」ために、研究者向けの署名活動への協力依頼の下記メールが担当者を通じて当学会へ届きました。

遺伝資源に関する利益配分の問題が従来から検討されていることはご存じのとおりです。これまでは生物資源へのアクセスや利用が問題とされ、対策されてきましたが、今回の主張はそれをさらにDNAデータベースの利用に拡大するというもののようです。DNAデータベースの自由な利用に支障をきたすようであれば、さらに幅広い研究において多大な影響が懸念されます。したがって、この問題は実際に利用している科学者の意見を十分に検討した上で、妥当な対策を策定してもらう必要があります。これについて、ドイツの学術コミュニティーがopen letter(https://www.dsiscientificnetwork.org/open-letter/)を準備して上記署名の呼びかけを行っているとのことです。

この流れは、当学会の多くの会員の研究にも直接的に負の影響を及ぼしかねないものです。そこで、評議員会にお諮りし、日本ダニ学会事務局として、学会会員の皆様に署名への参加と中南米、アジア、アフリカなどの知り合いの研究者への呼び掛けのご協力をお願いすることとなりました。

重要な問題であり、日本分類学会連合からの下記メールと添付ファイルをご覧の上、ぜひ署名活動(https://www.dsiscientificnetwork.org/open-letter/)にご協力いただければ幸いです。ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

日本ダニ学会 会長 刑部正博

公開シンポジウム「ムシを極める!昆虫分類学のフロンティア」(開催:2022年6月18日・土)

2022年6月18日(土)に、第12回日本昆虫科学連合・日本学術会議共催シンポジウムが公開で行われます。今回は「ムシを極める!昆虫分類学のフロンティア」というタイトルで5名の方にお話ししていただきます。多くの方のご参加をお願いいたします。

シンポジウム開催日時: 6月18日(土)13時~
タイトル:「ムシを極める!昆虫分類学のフロンティア」
開催方法:Zoomウェビナー
参加費:無料
定員:1000名
事前登録が必要です.

参加申込および詳細は、下記サイトを御覧ください。
http://insect-sciences.jp/conferences/domestic-conferences/12.html

ABS(Access and Benefit-Sharing)にご注意ください

2010年第10回生物多様性条約締結国会議(COP10)で採択された名古屋議定書が2014年10月12日に発効したことにより、ABS(Access and Benefit-Sharing=遺伝資源の移動及びアクセスと利益配分)への注意が、より必要になってきています。海外からの生物サンプルを研究に使用する際には、十分に注意してください。

国⽴遺伝学研究所 ABS学術対策チームは、各種情報を提供したり相談窓口になるなどの研究者の支援を行っていますので、詳細は下記リンク先を御覧ください。

国⽴遺伝学研究所 ABS学術対策チーム
http://nig-chizai.sakura.ne.jp/abs_tft/